なぜ?IT業界の営業職へ転職した理由【未経験でも挑戦するメリット】

2021年2月13日

営業からIT業界へ転職

こんにちは!IT営業マンのタカです!

8年間人材紹介会社で営業をしていました。(担当営業5年、マネージャー3年)直近では、IT業界の営業として転職して3年になります。今は33歳で妻と二人で柏に住んでいます!

本記事はこんなギモンにお答えします!

  • IT業界の営業ってどう?
  • なぜIT業界に転職したの?
  • IT業界に転職するメリットは?

私は人材業界の営業からクラウドサービスを扱う業界にIT転職しました。

人材業界ではマネージャーだったのですが、担当営業として入社し再スタートをきる形で転職しました。

いま振り返るとかなり大胆な転職だったと思います。マネージャーやってた人間が、営業マンとしてイチからやり直すわけですから。。。

なぜそこまでしてIT業界の営業として転職したのかについて解説してきます。

本記事をぜひ最後までお読みください!

なぜIT業界の営業に転職したのか?

転職

私は人材業界の営業からクラウドサービスを扱う業界に転職しました。マネージャーまでやっていたのですが、思い切ってIT営業マンとしてイチから出直すことにしまいた。

そこまでして、IT業界に転職をしたのはなぜか?理由について、3つあります。

  • 将来、独立を目指したかった
  • 年収を上げたかった
  • 変化の激しい環境に身を置きたかった

将来、独立を目指したかった

私がIT営業に転職した理由は、いずれ独立をしたかったからです。なぜ独立をしたいと思ったか、その理由は以下の3点です。

  • 学生の頃から独立に密かな憧れがあった
  • どこまで稼げるのか、自分の力を試してみたいと思った
  • 変化が激しくなり、企業に所属しても安心と言えなくなってきた

私の場合、自分の力で稼ぐということに憧れがありました。

友人が独立を決め、自分で稼げるようになったという話を聞いたり、フリーランスで活動しているという方にお会いする度に、羨ましさを感じていました。

それに、企業に勤めてたら給料はある程度決まってしまいますが、個人で稼ごうと思えば、収入に限界はありません。収入面でも、どこまで自分を伸ばせることが出来るかを試してみたいという思いがありました。

また、変化が激しい世の中になって、大企業でも簡単に倒産してしまう時代になり、変化への対応力が必要と感じたのも大きな要因です。自分の勤めている会社が、突然倒産して職を失ったら、人材業界の営業職では、次の時代に対応できるスキルが残らないと感じました。

そのため、将来的には独立ができるようなスキルを身に付けたいと考えました。

年収を上げたかった

IT業界の年収は他の業界と比べても高く、人材業界のマネージャーだった頃は500万円程度だったものが、担当営業でも600万円を超えました。

転職しただけで、これだけ収入が上がっています。

また、IT業界であれば外資系企業も多く日本に参入しており、実績があればそちらへの転職も可能です。外資系企業の方が、実力に応じて年収は大きくあげることが可能です。実際に、私が転職したIT企業から、外資系のIT企業に移る方もいましたが、中には年収1,000万円を超えている方もいます。

営業マンのままであっても、IT業界に転職することで、年収をあげることは十分に可能です。

だか、IT業界に移り再スタートをすることは、年収面でもとても魅力的な選択なのです。

変化の激しい環境に身を置きたかった

人材業界の営業は、7年努めても働き方、提案する内容は変わりませんでした。毎年同じような営業活動をしていくと、最初は成長を実感できますが、5年もすれば停滞してきます。

一方で、IT業界では、毎年新しい技術や製品が出て、提案の幅が広がっていきます。新しい技術やソリューションを学ぶことで、自分のキャリアの選択肢を増やすことにも繋げていくことができます。

独立を考える場合には、どのジャンルで事業をやるか、その選択肢が増やせます。

例えば、私の勤めていたIT企業では、CRMを売っていましたが、マーケティングツールや、分析ツールなど、ソリューションが毎年のように増え、最近ではAIの提案まで幅が広がっています。

新しい技術が学べるだけでなく、どのように提案に落とすかも理解でき、自分の成長を実感することができるようになりました。

IT業界の営業職に転職するメリット

IT業界の営業職に転職するメリット

IT業界の営業職に転職するメリットをまとめました。

  • 独立に繋がるITスキルが身につく
  • 将来性がある
  • 人脈が広がる

それぞれを解説していきます。

独立に繋がるITスキルが身につく

IT業界の営業は、単純に提案するだけではありません。お客様の課題に対応して、他の製品を組み合わせたり、デモを自分で行ったりと幅広いスキルが身につきます。

一人で出来る幅が増え、独立にも繋げやすくなるのです。

デモを行うことで、取り扱うシステムを詳しく学ぶことができます。スキルを身につけたり、手に職をつけたりして、独立の足掛かりにできる点は大きなメリットです。

市場ニーズが大きそうなソリューションを見つけて、いち早く独立したという人もいます。その場合、かなりの勉強は必要ですが、世の中でライバルが少ないため、成功の確率は高くなります。

このように、独立に繋がる有用なスキルを手にできるのが一つ目のメリットといえます。

IT業界は将来性がある

IT業界は、コロナ渦でも成長を続けており、今後はAIなど新技術も期待されています。とても将来性のある業界です。

将来性があり成長を続けていると言う事は、新しい領域が生まれ続けるということであり、チャンスも多いということです。

具体的には、会社で新しい製品の立ち上げが起きれば、社内で専門部署が作られ、そこにはマネージャーの席ができます。

もしくは、新しいソリューションが生まれたら、その領域を攻める会社が少ないので、ブルーオーシャンとなります。

このように、将来性がある業界というのは、会社に所属していても、独立していてもチャンスに恵まれるのです。

更に、成長しているということは、それだけお金が動いているということでもあります。その分、収入も伸ばしやすくなるといえます。

IT業界に身を置くことで、チャンスに巡り会う確率が高まり、また自己成長にも繋げることが可能です。

IT業界は人脈が広がる

IT業界に転職することで、人脈がとても広げやすくなります。IT業界は転職が多い業界で、自分が転職しなくても、周りがどんどん転職します。

結果的に、IT業界内での幅広い人脈を形成することができます。

人脈ができると、各社の新しい技術やトレンド、提案手法など新鮮な情報が入ってきます。それだけでなく、独立を考える際にも人脈が活きてきます。

例えば、独立にあたり、技術力がなくても、各企業の知人に協力を仰ぎ、製品の販売体制を作っていくことも可能です。また、営業だけでなく、エンジニアの方とも繋がることができ、独立を目指す上での仲間を見つけやすくなります。

IT業界の営業職で得られるスキル

IT業界の営業職で得られるスキル

IT業界の営業職で得られるスキルは以下の3つです。

  • ITに関する全般的な知識
  • システムのデモンストレーションを行うスキル(会社による)
  • ソリューション営業スキル

それぞれを詳しく解説していきます。

ITに関する全般的な知識

IT営業は、ITに関する知識全般を理解することが出来るようになります。システムの提案であっても、それを動かすハードウェアから、ネットワーク、セキュリティなどをわかっていないとお客様と会話になりません。

ITの全体像を把握出来るようになることで、以下のようなメリットがあります。

・新しいITのサービスや製品について理解が早くなる

・世の中の変化に合わせてキャリアの方向性を決められる

IT業界における変化を素早く理解して判断出来るようになると、新しい技術が出てもすぐに提案をしていくことができます。技術革新のすごさがわかるようになると、独立を目指す際、どの領域で事業を行えば成功しやすいか判断しやすくなります。

ITの全般知識を習得することは、IT業界全体の地図を手に入れるようなものでし。IT業界で独立を目指そうと考えた時に、必須となるスキルとも言えます。

システムのデモンストレーションを行うスキル(会社による)

私の転職した企業では、システムのデモも営業が設定して、お客様先で実施しています。

お客様の業務の流れをお聞きして、どの業務の時に、システムをどう使えばいいかを実際の画面でご覧いただくのです。

システムのデモンストレーションを行う際には、以下のような手順を踏んでいました。

  1. 業務の流れの中で問題点を確認する
  2. ITをどう使えばいいかを考える
  3. お客様に合うようにシステムの設定を変える
  4. お客様先で、システムを動かし、ご覧いただく

上記の手順を踏まえる事で、システムをお客様の業務に合わせて提案する力が身につきます。

こうしたスキルは、独立する際にも役に立ちます。特に小さな規模の企業では、簡単な設定だけでいいから安くやって欲しい、というニーズも一定数あります。

早く安くシステム設定をするサービスを提供すれば、独立することも可能となります。

ソリューション営業スキル

ITの提案は、いろいろな製品の組み合わせでお客様の課題を解決しようとすることがほとんどです。

そのため、お客様の課題に対して、どのような構成がいいかを考え提案に落とし込む、というスキルが身につきます。

他社製品の調査もして必要に応じて提案に組み込みます。これにより、製品に縛られずに提案をするスキルも身につきます。また、前述した、業界内での人脈形成もしっかりできていれば、独立後に必要な製品を仕入れる先も作れます。

変化の激しい業界だからこそ、柔軟な提案ができる体制を確保しておくことが重要です。IT営業をすることで、お客様の課題を見つけ解決するソリューション営業スキルが身につきます。

IT業界への転職に不安はなかったか?

IT業界への転職に不安はなかったか?

IT業界に転職するときには、いろいろな不安がありました。主には以下の3つが不安として大きかったです。

  • IT用語の理解が不安だった
  • IT業界のスピード感についていけるかが不安だった
  • IT営業は厳しく詰めらるのではと心配だった

それぞれを詳しく解説していきます。

IT用語の理解が不安だった

ITというと、専門的な言葉も多く難しそうという印象があり、ちゃんと理解できるか不安でした。

実際に転職してみると、やはり、IT業界ではベースとして必要な知識はかなり多いと言えます。

最初は、言葉を理解しないと、お客様やSEが何を言っているのか全然理解できませんでした。

それでも、新しい言葉を聞く度にインターネットで調べ、わからなければ先輩に聞く、という事を繰り返すことで、半年もすれば大抵のことは理解できるようになりました。

自分が積極的な姿勢を見せれば、周りの先輩も優しく教えてくれます。最初は不安でしたが、IT用語は理解することができました。

IT業界のスピード感についていけるかが不安だった

IT業界は、とてもスピードが求められる業界と聞いていて、耐えられるかが不安でした。

実際、IT企業に入社すると、一つの提案の中でやることがとても多く、スピーディな提案が求められるため、初めは苦労しました。

例えば、一つの提案に対して、ざっくり以下のようなタスクが生まれます。

  1. お客様の課題ヒアリング
  2. 社内の上司、SE、製品部門との打合せ(2-3回)
  3. 提案書作成
  4. デモンストレーションの実施

これらのタスクを1-2週間の期間で複数実施する必要があります。

また、これと並行して、新規の開拓や社内研修などが入ってくるので、最初はとても忙しく感じました。

一方、社内システムなど環境が整っており、慣れてくるとむしろ働きやすくなります。例えば、提案書はシステム上で共有されており、諸先輩方の資料を参考にできます。デモの設定方法もある程度調べられるように社内で公開されています。webミーティングも早い時期から定着していたので、上司やSEが出先にいる時間でも、会議室に集まることなく打ち合わせができる体制になっています。

これらの先進的な環境があることで、かなり効率的に仕事をこなせるようになりますし、自分自身が新しい働き方にアップデートされていき、成長を実感できるようになりました。

IT営業は厳しく詰めらるのではと心配だった

IT業界の営業は厳しいと聞いていて、数字の面で詰められるのではと心配でした。ここは、やはり営業をやっている以上、やはり求められるものではありました。

一方、無理な詰められ方ではなく、論理的にやるべきことを追求される形だったので、大変でしたが自己成長に繋がる経験となっていきました。

最終的に、手に職を付けて独立すれば、この部分からは開放されるので、より働きやすくなるのではと感じています。

独立に向けてプログラミングの勉強を始めた

独立に向けてプログラミングの勉強を始めた

IT業界で、プログラマーは圧倒的に不足しています。独立を考える上でプログラミングの習得は一つの選択肢となります。

また、プログラマーにならなくても、サービスを考える上で身に付けた方がいいスキルと考え、プログラミングを学ぶことにしました。

私の場合、Progateなどの無料である程度学べるツールを使って、基本を押さえようと思い学習を進めています。

最近では、オンラインでもプログラミングのスクールがありますので、タイミングをみてスクールの入校も検討したいと考えています。無料体験ができるスクールなどもありますので、プログラミングに興味のある方は参考にしてみてください。

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まとめ なぜ?IT業界の営業職へ転職した理由【未経験でも挑戦するメリット】

まとめ なぜ?IT業界の営業職へ転職した理由【未経験でも挑戦するメリット】

というわけで、なぜ?IT業界の営業職へ転職した理由【未経験でも挑戦するメリット】について解説しました。

本記事で解説したように、IT業界の営業職に転職することで、

  • 年収が上げられて、スキルの幅が広がります。
  • 先進的な働き方や、洗練された方々との人脈形成を通じて自己成長を実感できます。
  • 自分で稼ぐスキルを身につけやすく、独立の道も見えてきます。

今後、単なる営業として働くだけだと厳しい世の中になっていきます。単に物売りをするだけの営業マンは、AIやネットの発達によりどんどん不要になっています。

営業マン受難の時代を証明するかのように、この20年の間、営業マンの数は2001年の968万人から、2018年にはついに864万人にまで減少した。これはピーク時に比べて、約100万人の営業マンが消滅したことを意味している。

https://diamond.jp/articles/-/227850 週刊ダイヤモンド 

営業マンは20年で100万人消滅!「営業不要」で生き残る企業の条件

IT業界に転職することで、将来性のある仕事や働き方に挑戦することができます。

まずは転職の準備を始めましょう。いまは転職エージェントいう便利なサービスがありますので、IT転職について相談してみてはいかがでしょうか?

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以上、なぜ?IT業界の営業職へ転職した理由【未経験でも挑戦するメリット】

本記事のライター

IT営業マン『タカ』

8年間人材紹介会社で営業をしていました。(担当営業5年、マネージャー3年)直近では、IT業界の営業として転職して3年になります。今は33歳で妻と二人で柏に住んでいます!

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