この記事を読んでいる方の中には、転職を考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、いざ転職活動をするとなると、様々な不安があるのではないでしょうか。
私も第二新卒として転職活動をし、転職することを決めた人間です。
ですので、皆さんの不安な気持ちもものすごく分かります。
それではどうして私が転職活動をし、他の会社に入社することを決断したのか。
その理由や準備、心構えなどを実体験を踏まえてお話していきます。
目次
第二新卒として転職するための準備

第二新卒に限ったことではないのですが、転職する際にやっておいた方が良いことがあります。
たくさんすることはあるのですが、特におすすめなものを2つ話していきます。
転職エージェントを2社以上登録する
転職活動をする際に、色々な転職エージェントがある中で、どれが良いのだろうかと吟味することになるでしょう。
色々な転職エージェントの話を聞く中で、自分に合ったエージェントを選ぶのが重要ですが、1つだけではなく、2社以上を選ぶのがおすすめです。
1つだけのエージェントですと、紹介してもらう案件数が少なくなります。
しかし、2社以上登録しておくことで、案件数は自ずと増えます。
また、A社が持っていない案件をB社が持っているということも十分あり得ますので、数社登録すると良いでしょう。
更に重要なのが、A社から紹介された求人の情報をもう一方の会社に聞いたり、確認することができます。
転職エージェントは、候補者を会社に入れることで、初めてお金を稼ぐことができます。
ですので、候補者が内定をもらった会社の悪い部分や隠しておきたい部分を言わないことが基本です。
しかし、もう一方の転職エージェントにその会社のことを聞くことで、良くない情報や自分と会わない内部事情などを聞くことができます。
転職エージェントは必ず2社以上登録し、転職活動を有利に進めていきましょう。
職務経歴書は常に更新する

転職する際に履歴書と共に提出することが多い職務経歴書。
転職活動を始めた当初は、何を書けば良いのか分からないことでしょう。
特に第二新卒の方は、実績もほとんど無い場合が多く、書くことが無いと頭を抱えることでしょう。
その原因の1つに、自分が何をしてきたのかを忘れてしまうこともあるようです。
ですので、職務経歴書は月に1回、アップデートするようにしてください。
そうすることで、自分がこの1か月間、何をしてきたのかを忘れることもありませんし、仕事の振り返りを行うことができます。
もし転職をしないことになっても、この振り返りをしていることで、次の月では仕事の質が上がってきます。
その積み重ねが、転職活動を成功に導いてくれます。
第二新卒が転職するための心構え

ここまでは転職のテクニックや準備をお伝えしましたが、転職はテクニックだけでは成功しません。
私も第二新卒として転職する際は、様々なことがありました。
その実体験を交えたうえで、この章では第二新卒の転職における心構えをお伝えしていきます。
周りの意見はあくまでも参考程度に

転職をする理由は人それぞれですが、「人間関係が合わない。」「ワークライフバランスが悪い。」などの理由が多くを占めているようです。
参考:第二新卒転職理由(マイナビ)
中には、「今の職場では成長できない。」「もっと成長したい。」という理由で転職される方も多いでしょう。
第二新卒での転職活動となると、会社を3年以内に辞めることとなります。
「石の上にも3年」や「とりあえず3年は頑張りなさい」と言われることが多い中で、周りの方々から多くの反対を受けることがあります。
私も、親を含めた親族や友人にはかなり反対されました。
周囲の人からは「もう少し続けたほうが良い」などの言葉もかけられましたし、母親に関しては断固として反対の姿勢でした。
しかし、居たくもない会社に本当に3年間居続ける必要はあるのでしょうか。
確かに、理不尽なことや嫌なことがあっても、我慢しなければならないのが社会人であり、続けることで新しいものが見えてきたりするでしょう。
ですが、転職活動をし始めたということは、今よりもいい会社に行きたいという思いがあるからなのではないでしょうか。
一度転職活動をし始めたなら、周りの意見は度外視して、自分の考えを信じて活動してみてください。
相談する人はごく少数にする

初めての転職は、不安でいっぱいです。
その不安から、転職するかどうかや、どこの会社に転職するかなどを様々な人に相談をしてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、相談する人は選別したうえで、ごく少数にすることをオススメします。
多くの人に相談してしまうと、どの意見を参考にして良いのか分からなくなってしまい、余計に迷ってしまいます。
また、相談する人を間違えると、会社でその情報を噂として言いふらされたりしてしまい、転職する前から会社に居づらくなってしまいます。
私の先輩が、会社の同僚や上司に転職するかどうかを相談しました。
相談する人が多く、どこから漏れたかは分かりませんが、数日後には社内の人間のほとんどが、先輩が転職する意向があるということを知っている状況となってしまいました。
すると、退職意向を伝える前から、まるで会社にはいないかのように扱われてしまいました。
とても優秀で良い先輩だっただけに、相談する人を間違えただけでこんな待遇をされるのかと非常に驚いたことを覚えています。
ですので、信頼できるごく少数の方に転職をするかどうか相談しましょう。
転職するかどうかの決断は初心に帰る

転職活動をする中で内定を獲得すると、その会社に転職するか、もしくは現職に残ったまま転職活動を続けるかの判断をすることとなります。
この判断が、実はとても難しいです。
現職の方が良い会社なのではないか。
転職先で人間関係に悩まされるのではないか。
というような心配事もあるでしょう。
特に第二新卒の方は、「果たして次の職場で即戦力として活躍できるのか」などという不安もあるでしょう。
そんな時、判断材料の1つとして、「転職活動をした当初の志を思い出す」ことをオススメします。
私も、ありがたいことに様々な企業様から内定を頂きました。
どの企業にするか、または現職に残るかをとても迷いました。
結局、転職をする決め手となったのは、
・「色々経験でき、成長できる企業に身を置く」
・「生まれ故郷の関西に帰って腰を据えて働く」
という、転職活動を始めた当初の志に立ち返って決断をしました。
もちろん、それ以外にも悩む要素はたくさんあり、決断するまでには時間がかかってしまいました。
しかし、転職活動を始めた初心に立ち返ることで、転職するかどうかの最終決断をすることが重要です。
まとめ 第二新卒として転職するために必要な準備と心構えとは?

第二新卒として転職をする際の心構えや準備をお話しましたが、第二新卒以外の方で初めて転職する方の参考にもなるかと考えています。
「転職先選びを失敗してしまったらどうしよう。」
と考えるのは当たり前です。
しかし、勇気を出して一歩踏み出さなければ、何も変わりません。
現職で何か不満なことや心配なことがあるから転職活動を始めたのであれば、思い切って新しい場所に飛び込んでみてください。
また、とても大事なのが、成功できる転職先を見つけることではなく、転職先で成功するという気持ちが大切です。
第二新卒としての転職は、勇気が必要ですが、一歩踏み出せることを祈っています。
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