営業に向いていないと感じながらも、毎日の営業活動に振り回されている人が多すぎます。
わたしは営業歴25年のベテランですが、若いころは本当に営業が向いていないと思って、会社を辞めたりしていました。
いま思えば、頑張って耐え抜いて良かったです。でも、いまは時代が変わりました。
営業に向いてないから辞めたい?⇒すぐ辞めるのが正解!です。
その3つの理由について解説していきます。
何をどう頑張ったって、苦手なものは苦手なんですw
目次
営業に向いてないから辞めたい?⇒すぐ辞めるのが正解!【3つの理由】

営業に向いてないなら、いまの時代であれば、すぐに辞めて別のIT系の職種に転職した方が良いです。
なぜなら、営業は下火の職種であり、IT系の職種はこれからますます発展していきます・
営業に向いてないから辞めたいと感じるなら、すに辞めるのが正解です。
その3つの理由を解説しますね。
中途半端に営業をやってもAIやネットには勝てない

AIやネットの発達によって、営業マン自体が不要になってきています。
モノやサービスを売るのに、いちいち人の手を介すのがデメリットになってきているからです。
AIやネットは24時間365日働けます。営業マンには休息が必要です。
AIやネットを活かせれば、大量に多くのものを効率的に販売できます。営業マンは機械ほどたくさん仕事ができません。
お客もわずらわしい交渉をするよりは、ネットで欲しいものを探して自分で申し込む時代です。営業マンを必要としていません。
それでもなお営業マンとして活躍できるのは、よほどの専門性があり、顧客ごとにきめ細かい提案ができて、付加価値が高い場合のみです。
そんなスーパー営業マンにこれからなるのは、非常に厳しいと思いませんか?
営業職はスキルが証明しにくい

営業職はスキルが証明しにくいです。
社内で成績が良かったとしても、それ相対的に示せる指標がないので、良いのかそうでないのかよくわかりません。
専門性がある場合でも、もっと詳しい人はいくらでもいるでしょうし、営業経験が長いからって成績が良いとも限りません。
営業職は転職に有利なように見えますが、スキルが証明しにくいので実は転職には不利です。
営業のスキルというよりは、人間性とか性格とか元気さみたいなものが営業職の転職では判断材料になっているのが多いです。
人間性とか元気さは素晴らしい個性ではありますが、それはスキルとは言えません。
営業はコスパが悪い

仮に営業マンとして頑張って、売上を伸ばせたとしても、それに伴って給料やボーナスがどんどん上がるわけではありません。
これはわたしがとても痛感したところです。
営業を頑張ることは良いことだし、営業を頑張ることで得るものもたくさんあります。
ただ、これからの未来を考えた場合、営業のコスパが良くなるとは思えません。
常に成績に追われ、肉体労働と精神消耗と戦い、会社と顧客の間で板挟みになりつつも、バランスを考えて切り抜けないといけません。
それで成績をどんどん上げていったとしても、さらにその上の目標やノルマが掲げられ、でも給料やボーナスは周りと大差はない。
営業として出世しても、営業マンの管理業務まで回され、部門の売り上げ目標を課せられます。
給料やボーナスが倍々で増えるわけではないんです。
そこまでの労働にコミットするなら、定時で終わる仕事をしつつ、副業で稼いだ方がコスパがいいんですよ。
もうそういう世の中なんです。。。
営業に向いてないからって辞めてしまって平気なの?

営業しか今までやっていなかったのに、営業を辞めてしまって平気なのでしょうか?
結論を言えば、全然平気です。むしろ向いてないなら早めに辞めた方がいいんですよね。
得意なこと、好きなことを頑張った方が、効率が良いに決まっています。
ただ、無計画にいまの仕事を辞めても生活に困りますから、段階的に進めましょう。
まずは転職の準備。
自分に向いている職種や業界を探してみましょう。
次に勉強を始めましょう。次の職種や職場に必要な勉強をやりましょう。
そして、実際の転職活動に入りましょう。
営業を今までやってきたのであれば、段取り良く進められるでしょう。
営業という枠に自分を押し込めることはありません。自分の可能性を信じて、視野を大きくとってみましょう。
見えていなかった景色が見えてくるはずですよ!
まとめ 営業に向いてないからやめたい?⇒早めにやめるのが正解!【3つの理由】

というわけで、営業に向いてないから辞めたいという営業マンに向けて、早めにやめるのが正解!という解説でした。
早めにやめるのが正解な理由は3つあります。
・中途半端に営業をやってもAIやネットには勝てない
・営業職はスキルが証明しにくい
・営業はコスパが悪い
それでも営業を極めて、営業のプロフェッショナルとして活躍する道もあります。それもまた良いと思います。
ただ、多くの営業マンはそんな厳しい道のりを進むより、IT系の他の職種について、これからも発展していくIT業界でスキルを活かして働くことが良いでしょう。
・プログラマー
・デザイナー
・カスタマーサポート
・プランナー
・アナリスト
・動画編集者
・財務・人事・法務など
IT業界でありながら、いままでの業界で培った知識や経験が活かせる領域や企業が必ずあるはずです。
向いていない営業を頑張っても、つらいだけで人生は突き抜けません。
見切りは早い方が良い場合もあります。
営業に向いていないなら、早めにやめてOKなのです!
以上、営業に向いてないからやめたい?⇒早めにやめるのが正解!【3つの理由】でした!