わたしは25年ほど前に、営業に向いていないにも関わらず営業マンになってしまいました。
それから25年、営業としてやってきて、営業としてキャリアを極めました。
たくさん売って、たくさんのお客さんに会って、たくさんの部下を育ててきました。
そして、結論です。
営業に向いてないのに営業マンになった新卒のあなたに伝えたい。
営業はオススメしませんw
目次
営業が向いてないのに新卒で営業マンになるとどうなるか?

すでに営業として働いているなら、実感値としてわかりますよね。
『あー、なんか合ってないな』とか、『居心地よくないな』って感じが。
わたしは本当に営業が嫌で嫌で、それでも飛び込み営業とかを頑張って、同期がどんどんやめていく中、それでも心身をすり減らして営業をやっていました。
なんか身体だけでなく心のバランスもおかしくなってしまって。
辛くて辛くて毎日悩んできました。やめたい、でも仕事をすぐやめるなんて良くない。でもやめたい。
行きつく先のない無限ループが、頭の中で延々と回り続けていました。
営業に向いてない新卒は早めにキャリアの再選択を

営業に向いていない新卒の営業マンは、早めにキャリアの再選択を考えてみましょう。
理由はカンタンです。営業はこれから厳しくなります。
営業というフィールドでキャリアを伸ばしたり、自分を成長させるのは、これからの時代はオススメしません。
AIやネットの発達で、モノやサービスを売るために営業マンがどんどん不要になっているからです。
わたしも営業歴25年ですが、営業というフィールドでAIやネットと闘えるかと言われたら自信がありません。
少なくともわたしは24時間365日は動けません。
AIやネットは休みなく働くことができます。
営業に向いてない新卒ならやりなおしはいくらでもできる

営業に向いてないならやりなおしなんて、いくらでもできますよ。
まして新卒ならなおさらです。
コロナの影響とか、お金の問題とか、いろいろと阻害要因はあると思います。
世間体や親の手前もあるでしょう。
でも、自分の人生は自分で決めるしかありません。
合っていない、向いていない営業にいつまでも向き合おうと努力しても、良い結果は期待できません。
一昔前なら、それでも営業を目指すメリットはありました。営業職自体は素晴らしい職業だと思います。これも営業歴25年の結論です。
ですが、時代は変わりました。営業マンはあらゆる分野で必要性が激減していきます。
モノやサービスは、AIやネットで自動的にマッチングされて、低コストでどんどん売っていく時代です。
コストが高く、休みも必要な『営業マン』に売ってもらう時代ではないんです。
顧客もわずらわしい営業マンとのやりとりよりも、ネットの画面でポチっと購入した方が楽なんです。
そこでいかに頑張ろうとも、時代はどんどん進んでいきます。
それでも営業を頑張りますか?
営業に向いてない新卒営業マンでも営業を極めるメリットはある

営業を極めるという選択肢ももちろんあります。
これからの時代で営業マンとして生き残れる人は、本当に貴重で優秀な人材としてひくてあまたになると思います。
AIやネットにはできないこともあります。コンサルティングとかコンシェルジュ的な営業方法とか。
付加価値が高く、対人コミュニケーションを必要とする領域では、営業マンは非常に重宝されると思います。
ただ、とても優秀で専門性が高くプロ中のプロとして営業を極められた人であれば。
そこまでの究極の営業マンを目指すのか、もっと別の選択肢を選ぶのか。それは自分次第です。
わたしならIT系の別の職種を選びます。ITはますます発展していきます。
スキルも経験も積み上がる仕事が多いです。営業マンとして時間や心身を消耗しているのはもったいないです。
営業に向ていないと感じるなら、早めに転職を考えましょう。
まとめ 営業に向いてない新卒の営業マンは早めに転職すべき【営業歴25年の結論】

というわけで、営業に向いてない新卒の営業マンは早めに転職すべき【営業歴25年の結論】というお話をさせていただきました。
時代は本当に変わりました。
それに合わせて自分をどんどん変化させていきましょう。
営業として頑張る!そうやって、去年の今ごろは考えていたかもしれません。
でも、想像と現実が違うことなんて良くあります。
やってみたけど合っていなかったという結論は、恥ずかしいものでも失敗でもありません。
挑戦の先には、恥や失敗があるものです。
その恥や失敗を乗り越えたその先が大事なんです。
いまがダメだからって、この先がダメとは限りません。
大切なのは希望を見失わずに前に進むことです。
立ち止まったり、後ろを振り返っても、前には一歩も進みません。
時代についていくしかありません。
時代についていく唯一の方法は、とにかく前に進むことです。
営業を続けるにせよ、やめるにせよ、前に進むことだけは忘れずに頑張りましょう!
以上、営業に向いてない新卒の営業マンは早めに転職すべき【営業歴25年の結論】