営業マンにオススメしたい3つの心得

2019年2月27日


営業としていま現在頑張っている、あるいはこれから営業として就職する方に、営業経験20年以上の私がアドバイスをしたい三つの心得をご紹介します。

営業とはなんぞや、営業とはどんな仕事なのか、営業をスキルアップするためにはどういうことが必要なのかが、なんとなくイメージしていただけたらと思います。

お客のこと、業界のこと、商品やサービスを理解する

当たり前のことのようですが、お客のことや業界のこと、商品やサービスを理解することが営業をする上でとても大切なことです。そこをしっかりと理解できていないと、営業としての活動や提案の幅が狭くなってしまいます。このことを決して当たり前だと思い軽視しないでください。

仮にあなたがある程度そのことを理解しているとしても、果たしてその業界で一番の知識や理解を持っているといえるでしょうか?スペシャリストとして誇れるくらいの経験やスキルを持っているでしょうか?『はい、持っています!』と自信をもって言える人はそう多くないはずです。

分かっているようで分かっていない部分はまだまだたくさんあるはずです。ですからお客のこと、業界のこと、商品やサービスのことを常に理解しようと努力し、勉強することが大切です。また、他の業界、ライバル製品、ライバル他社のことも勉強しておきましょう。

常にアンテナを張り。情報を収集することで、あなたの知識の幅が広がり、提案に深みを持たせることができます。

社会人になったら学生時代以上に勉強が必要です。社会人になると机の上で論文を書いたり、計算式を解くことはあまりないかもしれませんが、自分の仕事や業界のこと、お客のことを常に研究し、自分のスキルや経験を高めていく必要があります。

真面目にコツコツ勉強することや何かに没頭したり研究することが好きな人は、社会人になっても知識や経験の幅を広げていくことができます。そうしたことが苦手な人は、改めて社会人は勉強が必要だということを認識して、その業界やその仕事のスペシャリストになれるように意識を変えていきましょう!

上司や先輩に仕事の質問をたくさんする

上司や先輩は、あなたよりもはるかに知識や経験があるはずです。特に百戦錬磨の上司からは学ぶことがたくさんあるはずです。ですが上司や先輩は、あなたが何に悩んでいて、何がわからないのか、何をすればコツをつかむことができるのかは、はっきり言ってよく分かりません。なぜなら、あなたからの情報発信が少ないと『あなたが何がわからないかがわからない』からです。

ですから上司や先輩には仕事の質問をたくさんしましょう。遠慮なんていりません。後輩や部下の質問に答えることが彼らの仕事の一つです。聞かれないと答えられないこともたくさんあります。あるいは聞いてくれたことで、改めて整理して教えることができることもあります。ですから仕事の質問はどんどんしていきましょう。

質問をいっぱいされることによって上司や先輩からは、あなたが積極的で真面目で向上心の強い見所のある後輩や部下であるという印象を持ってもらえるというメリットもあります。聞くことによって単純な研修やOJTで教えてもらう以上の重要な情報や価値のある経験談などを聞くことができるかもしれません。それはあなたが自分でそれを経験したり、発見するよりも非常に効率的にあなたの中に吸収できる大切な情報です。分からないことは聞く、知らないことは聞く、これは成長していく上で非常に効率的で重要なことだということを理解しておきましょう。

ただし大切なこともあります。自分で調べればわかること、自分で少し考えればわかること、まずはやってみればわかるようなことをいちいち聞くことはNGです。何でも聞けば良いというものでもありません。ですがそこをいちいち気にして聞かないのも良くありません。聞いてみて上司や先輩の反応を見てみて、こういう質問はダメなんだなとか、こういうことを聞いちゃ良くないんだなっていうの理解していくことも必要だと思います。

とにかく上司や先輩は、あなたにとってあなたがまだ持っていない情報や経験を豊富に持った宝箱のような存在です。その方にあなたが質問しないなんて、本当にもったいないことです。教えてくださいという謙虚な姿勢は、あなたがまだ見えていないステージにあなたを連れていくための最も大切な心意気です。ぜひ上司や先輩の貴重な経験や知識を思う存分吸収させていただきましょう。

そしてあなたが実戦で活躍することで、上司や先輩の恩返しをしていきましょう!

自分で営業ノウハウを勉強する

営業のことを自分で勉強していきましょう。自分で勉強を積極的に進めることで、あなたの中に体系的な知識やイメージとして営業を理解していくことができることでしょう。営業ノウハウに関する本は本屋に行けばたくさん売っています。どれでも良いので、自分が読みやすそうなものを一冊手にとってまずは読んでみましょう。色々なことが書いてあるはずです。

ですがそれを鵜呑みにしたり、あるいはそこに書いてあることを批判的に読んだりしてはいけません。本に書いてあることを鵜呑みにすることは、知識が一方的な偏ったものになる危険性があります。逆に批判的に読んでしまうことは、知識の吸収を阻害する余計なあなたのこだわりとなります。まずは素直な気持ちで一冊を選んでみましょう。

あなたが知らなかったこと、あなたが再確認できることがたくさんあるはずです。ですがそこで終わってはいけません。本を一冊で終わらせてはいけません。最低3冊は読みましょう。3冊以上の本を読み、その中からあなたなりの真理や真実を追求していくことが大切です。情報のソースは必ず複数から得るようにし、それ総合的に分析して自分なりに判断する、これがとても大切なことです。

営業ノウハウは業界により、あるいは経験により、使える幅や内容が異なると思います。ですがその真髄はあまり変わらないものと心得てください。ですからどんな業界の話やサービスの話であっても、自分に活かせることはないかなと考えながら本を読み進めましょう。

営業たるもの広いアンテナを常に張り、幅広い知識を得て、それを自分の提案や営業活動に活かすべきです。必要のない情報なんてないという気持ちで、さまざまな情報に接していろいろな知識を身につけて、自分で自分をどんどん育てていけるようにしていきましょう。

『自分で勉強をする』ということがとても大切ということです。誰かに教えられるのを待っていてはいけません。誰かが分かりやすく教えてくれること期待してはいけません。自分で営業ノウハウを勉強して、自分なりのスタイルを確立していくことがとても大切です。

営業マンにオススメしたい3つの心得 まとめ

営業マンにおすすめしたい3つの心得をお話ししてみました。営業という仕事は日々忙しく、大変な業務だと思いますが、あなたをとても成長させてくれる職種だと思います。いまよりももっと自分を高められるように日々の努力をしていきましょう!

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営業マスター

営業歴25年の僕は、年収1000万以上を達成しています。でも、営業からの転職をオススメします!営業マンがAIやネットに勝つなんて到底無理です。IT系の別の職種か、せめてIT企業の営業マンになって、営業以外のスキルを身につけよう!

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