営業成績が悪くて悩んでいる人は多いですよね。営業って難しいんです。
そんな難しい営業ですが、今の時代、頑張って営業成績が良くなったからって未来が明るいか?いや、そうでもないんです。
本当にわたしは残念な思いでありますが、営業からは早めに転職した方がいいです。
営業歴25年、4社経験、部下育成多数のわたしが、営業成績が悪い人は転職をすべき3つの理由をお話します。
目次
営業成績が悪い人は転職をすべき3つの理由

それでは営業成績が悪い人は転職をすべき3つの理由を解説します!
理由は以下の3つです。
1.営業マンが売上を支える時代が終わったから
2.モノやサービスを売るためのコストになっているから
3.もっと他の職種を目指すべきだから
それぞれを解説していきます!
1.営業マンが売上を支える時代が終わったから

残念ながら、営業マンが会社の売上を支えるという時代は終わりました。
これからはAIやネットがその役割を果たしていきます。
最近、なにか営業マンや販売員と接触した記憶があるでしょうか?依然と比べて減っていると思います。
コロナの影響がさらに拍車をかけています。
営業マンがモノやサービスを売りさばく時代ではありません。
お客が自分でネットを使ったほしいものを探す、それに応じてAIが最適なモノやサービスを提案する。これでもう多くの商売が成立してしまうのです。
営業の花形のひとつであった医薬品メーカーの営業(MR)でさえ、もう不要論が叫ばれているんです。
高給取りの「製薬営業」が大量にクビにされる訳
「今回のリストラで人が辞めすぎて、現場の雰囲気はとても悪くなっている。部署によっては人手が足りず、思うように営業ができていない」国内製薬最大手の武田薬品工業は今年8月、国内の営業部門を対象に希望退職者を募集した。同社のMR(医療情報担当者)は、国内全体でおよそ2000人。会社側からの発表はないため詳細は不明ながら、今回500~600人程度が応募したのでは、という見方が社内で飛び交っている。
https://toyokeizai.net/articles/-/395485 東洋経済
営業職がいかにオワコンムードなのか、おわかりいただけたかと思います。。。
2.モノやサービスを売るためのコストになっているから

営業マンには人件費がかかります。移動すれば交通費や経費がかかります。
休みを与える必要もあるし、ブラックな労働をさせるわけにもいきません。
でも、企業はいままで以上に付加価値を生産しないと生き残ることができません。
AIやネットの発展で、企業はモノやサービスを売るためのコストを大きく削減できるようになってきました。
仮に売上が多少下がったとしても、利益が伸ばせるのならコストをカットした方が効率が良いのです。
営業マンの人件費はコストです。
削れるコストは、できるだけ削りたいのが企業の本音なのです。
この事実から目を背けない方が良いです。営業マンはコストです。
3.もっと他の職種を目指すべきだから

営業マンの将来は厳しそうですね。
でも、他の職種はどうでしょうか?たとえばIT業界では、エンジニアが不足していますし、デザイナー、動画編集者、WEBマーケター、カスタマーサポートなどにも求人が多くあります。
ITはこれからもますます発展していきます。それに伴って、IT業界で活躍できる職種のニーズはますます増していきます。
このまま営業という仕事にしがみつきますか?
それともIT系の別の職種に挑戦してみますか?
5年後、10年後、20年後の自分の未来を想像してみて、営業とIT業界の他の職種、どっちが未来が明るそうですか?
『自分には営業しかできるものがない』というのは勘違い

わたしは多くの営業マンを見てきました。
営業をやっている人たちの中には、『自分には営業しかできるものがない』という思い込みを持っている人も多いです。
果たしてそれは本当なのでしょうか?
そのように思う人のほとんどは、明確なスキルが無く、スキルを身につけるための勉強をあまりしていません。
プログラマーとして食べていくほどのスキルを身につけるのは大変ですが、プログラマー初心者としてその知識を仕事に活かすことはできるのです。
マーケティングだってそうです。プロのマーケターとして働くのは難しいかもしれませんが、マーケティングを勉強すればその知識を仕事に活かすことができます。
このようにスキルを勉強することで、仕事に活かされて、それがさらに自分の成長につながるというサイクルを回さないといけません。
結局は努力が足りないとか、将来を考えているようで考えていない人も多いです。
積極的な選択肢として営業を選んでいる人に、消去法で営業を選んだ人が勝てるわけがありません。
自分には何ができるのかを改めて考えてみましょう。
いますぐ転職は難しくても、『転職の準備』だけならすぐにでも始められます。
【自分には営業しかできるものがない】というのは勘違いだと認識して、自分の未来を変える努力を始めていきましょう!
大丈夫、為せば成る!ここから頑張れば未来はまさに、ここから変わり始めるんです。
まとめ 【ガマンは禁物】営業成績が悪い人は転職をすべき3つの理由【お早めに】

というわけで【ガマンは禁物】営業成績が悪い人は転職をすべき3つの理由【お早めに】という解説をお送りしました。
営業成績が悪い人は転職をすべき3つの理由は、
1.営業マンが売上を支える時代が終わったから
2.モノやサービスを売るためのコストになっているから
3.もっと他の職種を目指すべきだから
以上となります。
営業歴25年のわたしは、これまで営業は素晴らしい仕事だと思っていました。
でも、それはもう昔の話です。営業から手を引くなら早めが良いでしょう。
【自分には営業しかできるものがない】という思い込みは捨てて、自分の未来を模索していきましょう。
いますぐできることは、『転職の準備』を始めることです。
IT業界の発展の波に乗れるようにしていきましょう!
以上、【ガマンは禁物】営業成績が悪い人は転職をすべき3つの理由【お早めに】でした!