キャリアアップを目指した転職で失敗しないためには?ドラゴンボールの精神と時の部屋に例えてみる

2019年11月24日

転職は慎重に、なんて言葉もあるくらいですから、転職は慎重に行った方が良いと思いがちですが、キャリアアップをしていくためには積極的な方が良いと思います。

ひとつの会社で同じようなスキルでこの先もずっと、そんな働き方はもう無理が出てきました。個人がしっかりと売り込めるスキルと経験を身につけるべきです。

会社からリストラされるかもしれません。会社が明日には倒産するかもしれません。収入が激減してしまうかもしれません。どこの会社からも重宝されるようなスキルと経験を身につけることが自分を守ることになります。

会社やいまの仕事がいつまでも自分を守ってくれるとは限りません。そんなことはきっとこの記事に辿り着いたあなたなら薄々気づいておられるのでしょう。

キャリアップは同じ延長線上では限界がある

転職の志望動機は前向きに積極的に
転職の志望動機は前向きに積極的に

同じ会社で同じような仕事をずっとしているだけでは、幅広い経験やスキルが身につきにくいです。よほど変化の激しい業界や仕事内容でもないかぎり、だんだんルーチンワークが多くなり、慣れてきます。

あまり頭をふり絞らずとも仕事が回っていくし、先月や去年とある程度同じことをしていれば、そこそこの結果が出せるようになります。楽だし、それも自分の努力の賜物とも言えますが、そこに甘んじていたら成長ができません。

常に悩み、常に突破口を探し、いつも苦しい思いをして、新しいことに頭を突っ込んではわからないことを調べまくっている。成果がはっきり出せなくて、自分でも何をやっているのかわからないくらい藻掻いている。

この状態です。これがつらい状態ですが、成長している状態です。あとで振り返ると自分のスキルや経験値が格段にあがっているのです。

ドラゴンボールの精神と時の部屋をご存知でしょうか。真っ白な空間で音も風も人もいない、そんな時間も空間もわからなくなるような気が狂いそうな世界で、ひたすら修行を重ねた孫悟空。

きっと逃げ出したくなることもあったでしょうが、そもそも一度入ると精神と時の部屋からは出られない。もうここにいるしかない。修行が終わるその日まで、ここにいるしかない。

ずっと修行を続けて1年後、孫悟空は圧倒的な戦闘力を身につけることができた。

つまりつらい状況に追い込まれて、はじめて人は成長する。慣れた環境、楽な仕事をしていては成長どころか、衰退がはじまっていると思った方がいい。

キャリアアップを目指すための転職とは?

転職してもしなくても成果が出せる自分が理想です

チャレンジする方が良い。未経験の業界でもいい、未経験の顧客開拓でもいい、とにかく今よりも賃金相場が良い業界や会社を目指してみよう。

失敗したらどうしよう?新しい環境に慣れなかっらどうしよう?その心配はない。キャリアアップを目指すなら、そもそも自分を追い込まないといけない。

誰かに追い詰められるわけではない、自分で自分を主体的に自主的に能動的に追い込む。やらされている感ではなく、自ら『精神と時の部屋』に入ることを選ぶのだ。

つらいかもしれない。やらなきゃ良かったと思うかもしれない。いや確実にそう思うだろう。後悔や失敗の念、それが付きまとうかもしれない。

でもその道を選ばないと自分は成長しない。『精神と時の部屋』に入るのか入らないのか、自分で選ぶことができる。いや、自分しか選ぶことはできない。

つらい状況、苦しい毎日、誰も助けてくれない、誰の力も期待できない、自分で考えて、自分で突破するしかない。こうした状況でもないと成長なんてできないと思いませんか?

いまではなく、この先の人生のための転職

いまを楽しく働きたいのなら、このような転職はオススメしない。でもあなたが若いなら若いほど、自分を追い込んだ方がいい。自分で自分を追い込んだ方がいい。

この先の人生は長い。自分でチャレンジしない人生の先には何もない。やってられないほどの低賃金で老後も働こうというのか?自分より年下の人たちにこき使われる仕事をやるのか?誰にでもできる単純作業でこの先を生きていくのか?

NO、わたしならNOだ。あなたもNOのはず。そうでなければ、この記事に辿り着いていないはず。上を目指す。もっと上にブチ抜けないと。

いまを楽しむのは一時お預けしよう。あなたが20代や30代、いや40代だとしても、この先の人生はまだまだ長い。

ゆっくりとした老後やセミリタイヤだって努力次第でできる。中途半端な働き方やスキルの身につけ方で大切な時期を過ごしてしまうと、一生やりたくもない仕事で働くか、貧しい老後を送るだけだ。

いまのために今があるのではない。いまはこの先の未来のためにある。この時期を無駄に浪費することはオススメしない。いまは努力を積み重ねるための大切な時期だ。

転職で失敗することを恐れないためには失敗覚悟で転職すればよい

転職に成功するには実力が大切

転職が心配な人は転職で失敗することを恐れている。心配ない、失敗を覚悟で転職すればよい。でも、どんなにつらくても、どんなに苦しくても1年くらいは食らいつけ。

1年ももがけば、嫌でも新たなスキルと経験が身についているはず。最終的に逃げても良いと考えれば気も楽だ。その代わり、無駄だと感じるほど努力をしてみる。土日も休まずに新しい仕事に関する勉強に費やす。

平日は飲みにいかない。テレビやネットで無駄な時間を過ごさない。スキルアップと新しい知識のための勉強に費やす。ここは『精神と時の部屋』だ。遊びに来たのではない。

失敗を覚悟で転職すれば、そもそも失敗が怖くない。失敗したなと思う頃には、もうこれ以上は限界だと思う頃には、いまの自分とは比べ物にならないくらいに成長した自分になっているだろう。

キャリアアップを目指した転職で失敗しないためには? まとめ

キャリアアップとはキレイなものではない。かっこいいものではない。いかに泥臭い水を飲み干せるか、いかに苦しい血の汗をかけるかだ。

このくらいの覚悟で転職すれば、怖さもまぎれるだろう。志願したわけでもないのに戦地に赴く徴兵制度でにわか兵士になるわけではない。少なくとも自分で道を選べるわけだ。

その先で戦死するわけでもない。だいぶ気楽なものだ。失敗など恐れている場合ではない。

その修行の先にはまだ見ぬ自分が待っている。スキルも経験も格段に成長した自分が待っている。この先の人生をきっと豊かにできるだろう。

そのためには今すぐ『精神と時の部屋』に自ら入ることが必要だ。

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営業マスター

営業歴25年の僕は、年収1000万以上を達成しています。でも、営業からの転職をオススメします!営業マンがAIやネットに勝つなんて到底無理です。IT系の別の職種か、せめてIT企業の営業マンになって、営業以外のスキルを身につけよう!

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