営業で転職したいと思った時の大切なこと

営業で転職したいと思った時の大切なこと

今の仕事に限界を感じている、別の業界に興味がある、もっと収入を上げたいなどの理由で転職を考えることがあると思います。事実、私も3度の転職を経験しています。転職に際し、是非大切にして欲しいことがありますので、今日はそれについてお話をしたいと思います。転職は決して悪いことではないですし、自分のスキルや経験をあげたり、キャリアを形成するためにはメリットもあります。ですがあくまでも転職は慎重に行ってください。チャレンジすることと、後先考えずに行動することは全く別物だからです。

営業として転職したい理由を整理する

営業職で転職を考える場合、その転職をしたい理由を整理しましょう。今の仕事が大変だから?他の業界の営業をやってみたい?収入を上げたいなどの理由が思いつくことが多いでしょう。

ですがこれはあなたの本音の理由であって、それをそのまま転職活動でPRして話したところで、企業側はあなたを採用する理由を見つけることはできません。そのような理由で転職を決意し活動している人はたくさんいるからです。ましてそのような理由では、あなたを採用するメリットが企業側にはありません。

あなたが転職したい理由を整理するということは、あなたの本音から建前を構築し、企業があなたを採用するための理由づけを考えることです。あなたの転職には大義名分がありますか?誰にでも大手を広げて説明できる転職したい理由がありますか?誰しもが納得でき、あなたなら是非採用したいと考えられるような立派な理由がありますか?

転職をしたい理由を整理するということは、そうした建前や大義名分を考えることです。

転職したい理由の例

私は現在の業界で5年ほど営業を経験しました。私が扱う商材には様々な魅力があるのですが、商材の性質上、どうしても価格競争に陥りがちで提案を考える幅に限界を感じています。御社であればさまざまな強みを活かした幅広い提案ができると考えました。そしてより多くのお客さまに御社のサービスを知ってもらい、最適なソリューションをすることで、御社の売上に貢献し、顧客にも喜んでもらい、私もよりスキルアップができると考え、御社への転職を希望しました 。

転職した後どうなりたいかを考える

転職をした後、どうなりたいですか?転職後のプランをはっきりとさせておきましょう。あるいは転職後に達成したい目標を考えておきましょう。例えば収入をあげて結婚をするとか新居を構えたいとか、いずれは管理者になり営業部隊を率いたいなど、転職後の自分のイメージを考えておきましょう。

転職は手段であって決して目的ではありません。私は3度も転職活動をした経験がありますので、実体験として感じたことがあります。それは転職活動がうまくいかない場合、転職をすることがどうしてもゴールになりがちなのです。そうなってしまうとなぜ転職したいのか、転職してどうなりたいのかということが不明瞭になり、自己 PR や志望動機が曖昧になりがちです。そうなってくるとますます転職活動がうまくいかなくなりますます。

転職が遠のくために転職が手段ではなく、だんだんと転職自体が目的となり、本来の転職してどうしたい、どうなりたいと言う大切な目的が薄れてしまいがちです。この悪いスパイラルに入らないために、転職した後にどうなりたいかと言う転職後のプランや目標をしっかりと定めておく必要があります。

そして一度転職の目標を決めたなら、それがブレないように、それが達成できるような転職先を選び、転職後の営業活動を行うことが大切です。その決意がしっかりしていれば、あなたの転職活動も自ずとうまくいくと思います。未来の目標に向かってブレずに進もうとするあなたの姿は、採用担当者にとってとても魅力的な姿に映ることでしょう。

転職が逃げであってはいけない

転職は目的であって手段ではありません。ですから現実逃避やネガティブな理由で転職に踏み切ってはいけません。『となりの芝生は青く見える』という言葉がありますが、別の会社、別の業界、別の仕事は今と比べるとよく見えがちです。

ですがそちらに行ったら行ったで、そのまた隣がよく見えるかもしれませんし、やっぱり前の職場が良かったのにと思ってしまうこともあるかもしれません。ですから現実逃避やネガティブな理由で転職に踏み切ってはいけません。逃げの気持ちで転職を踏み切ってしまうと、結局転職をしたい理由の建前や大義名分がしっかりと構築できません。

仮にそのような逃げの気持ちがあったとしても、しっかりとした建前や大義名分を考えるようにしましょう。そうでないと転職活動の際に、あなたの印象がポジティブで未来志向であるような前向きなインパクトが感じられなくなってしまいます。転職活動にとってこれは致命的で、この人は逃げで転職を決意していると採用担当者に見透かされてしまうからです。

採用担当者は何人もの転職希望者を面接しているプロなのですから、逃げの気持ちを見透かされてはいけないのです。しっかりとポジティブで前向きな転職活動を行ってください。

ただし転職を踏み切る理由として逃げであって良い場合もあります。

ただし転職を踏み切る理由として逃げであって良い場合もあります。セクハラやパワハラなど、いわゆるブラック企業で自分ではどうすることもできない理由のために転職を踏み切る場合です。そういった環境である場合、無理して踏みとどまってはいけません。あなたの尊厳やあなたの心身を著しく毀損するような環境であれば、今すぐにでも転職に踏み切るべきです。この場合、逃げて構いません。むしろ迷ってはいけません。あなたの心や身体を壊してしまう前に、今すぐにでも退職するべきです。逃げるが勝ちです。

ただし、その場合であっても退職後で良いので、転職する理由としての建前と大義名分をしっかり考えるようにしましょう。

営業で転職したいと思った時の大切なこと まとめ

営業として前向きな転職をするために必要なのは、ポジティブな理由と未来を見据えた前向きな目標があることです。自分はこうなりたい、新しい職場でこういうことがしたい、そのために私は転職をしたい。その繋がりがしっかりとしていて、ストーリー性のあるブレない プレゼンテーションができるくらいの前向きさがあれば、自ずと転職も成功するでしょう。採用担当者は未来を見据えた前向きなあなたを、とても魅力的に感じるはずだからです。

このサイトには営業のノウハウや戦略、心得やコツなどがたくさん書いています。営業歴20年以上の私が経験したノウハウや知識は、きっとあなたのお役に立てると思います。営業として転職する際の建前や大義名分を考える際にも、参考にしてみてください。