営業マンが心がけたい今すぐできる3つの行動

2019年4月4日

営業マンたるもの日々の営業活動で大切にしていかなければならないことがたくさんあります。

営業のノウハウは調べれば調べるほどきりがないくらいたくさんありますし、業種ごと商品ごと、サービスごとにそれぞれさまざまな戦略やノウハウがあることでしょう。

ですが営業として大切なことは、どの業種や商品、サービスであっても共通している部分も多いといえます。

営業マンが心がけたい3つの行動



営業が得意な人は、どんな業界でも、どんな商品でもサービスでも成績を残すことができると言われています。それぞれの業界や商品に独自のノウハウが大切だということもありますが、それ以上に営業として基本的な心がけが大切であり、それはどこに行っても役に立つということなのです。

実際、異業種からの転職であっても活躍できる営業マンはいっぱいいますし、ベテランと言っても良いくらいの経歴があるのに、パッとしない営業マンもいます。

営業で大切なことはたくさんありますが、今回は営業マンが心がけたい3つの行動についてお話ししたいと思います。この3つを心がければあなたは他の営業マンよりも差別化された行動をとることができ、顧客の信頼を勝ち取ることができ、結果的に成果につながることでしょう。

どんなに小さいことでも、とにかく約束は早く果たす

営業は小さな約束も早く果たしましょう!

お客からの依頼や相談は、どんな小さなことでもとにかく約束を果たす、しかも早く果たすようにしましょう。サンプルを届けて欲しい、カタログを見せてもらいたい、概算でいいので費用を教えて欲しい。そういった直接受注に繋がらない依頼であっても、できるだけ早く約束を果たすようにしましょう。

自分の仕事が忙しいと、当然ながら優先度をつけて対応しなければいけません。そうすると忙しい時は、小さな約束事は後回しになりがちです。

ですがお客からしたら、あなたが忙しいかどうか、他の仕事がいろいろあるかどうかは全く関係がありませんし、それはお客からは全然見えないことです。

ですので、簡単な相談や依頼ごとであるにも関わらず、時間がかかっているということはあなたの行動が遅いか、忘れているかのどちらかとしかお客は思えません。

ですので、どんなに小さな約束事であっても、できるだけ早くその約束を果たすようにしましょう。

営業マンでたまにあるのは、小さな約束であるし、あまりにも忙しかったので対応しなかったということがあります。確かに今回はその小さな約束を果たさなくても、明日の他の受注につながる行動をしているのであれば、結果は変わらないかもしれません。

ですが長い目で見た場合、どうでしょうか?それを繰り返しているとお客が離れ、見込み案件が作れず、長期的には受注から遠のくことになっていきます。

約束事の大きい小さいはお客にとって全く関係ありません。約束事を果たしてくれたか否かで判断されます。ですので、どんなに小さな約束事であってもスピーディーに約束を果たすようにしていきましょう。

当たり前のことですが、あなたを信頼しない限りはお客はあなたに発注をかけることはありません。信頼を積み重ねてより多くの案件が自分に来るように、小さな約束事をどんどん果たしていくようにしましょう。しかも小さな約束事であっても、誰よりも早く果たすようにしましょう。

常にお客を主体で考えて提案する

常にお客を主体で考えよう!

あなたの行動やプレゼンテーション、見積書などは、お客を主体で考えて提案しているでしょうか?自分の会社や自分の商品、サービスの説明、自分の思い入れが前面に出ていないでしょうか?

お客にとってみれば、あなたの会社やあなたのサービスがどうであるかはあまり興味がありません。お客にとって関心があるのは、その会社やサービスを利用するとどのようなメリットがあるのか、それを導入したり利用することによってどんなメリットが考えられるのか、つまりお客はお客のメリットしか考えていません。私たち営業マンの会社説明や単なる商品説明には全く関心がないのです。

なのに営業マンたるあなたが、あなたを主体にした提案を考えていた場合、お客と折り合うでしょうか?お客はお客のことを考えている、あなたはあなたのことを考えている。これで良い提案ができるわけがありません。

ですから営業マンたるものはお客のことをまず考えなければなりません。お客のことを主体で考えていろいろな提案を考えるから、お客はあなたの提案を受け入れるのです。

逆の立場に立って考えてみましょう。あなたが車を買いたいと思っているとします。車の営業マンがやってきました。会社の説明や車の機能説明、自分の思い入れなどについて説明を繰り返しとして、あなたはその営業マンから車を買いたいと思うでしょうか?

もしあなたが車を買いたいなと思うのであれば、自分の好みの色や形、週末の車の利用法の提案、金額の工面についての相談など、あなた向けのアドバイスをしてくれる営業マンだと思います。その営業マンはきっと自分のことよりも、あなたのことを考えているはずです。

このようにお客主体の提案をすることで、お客はあなたを信頼し、あなたからもっと情報を得たいと考えるようになるでしょう。その積み重ねが結果として、あなたへの発注につながるのです。ですから営業マンはお客を主体に考えて、お客の立場に立った提案を組み立てられるようにしましょう。

営業の結果につながる行動を積み重ねる

結果につながる行動をしよう!

営業マンはさまざまな行動や努力をしていかなければいけません。時には歯を食いしばって忙しい仕事をこなすことも必要です。頑張って頑張って、毎日遅くまで働くこともあるでしょう。

ですが大切なのは歯を食いしばることでも、頑張ることでもありません。たくさんの仕事をこなすことでも、毎日疲れ果てるまで働くことでもありません。

営業マンにとって大切なのは、結果を出すことです。結果に繋がらない行動はどんなにしても、どんなに努力をして、どんなに頑張っても、無駄だということです。

逆に言えば、結果が出せるのであれば頑張らなくても、努力しなくても、夜遅くまで働かなくてもいいのです。私は昔、上司にこんなこと言われたことがあります。

『頑張らなくていいんだよ、結果さえ出せばいいんだから。』

とても衝撃的な言葉でした。頑張らないと結果が出ないと思っていた私にとって、まさに青天の霹靂でした。頑張らなくても結果を出せば良い、そのような考えが私には全くなかったからです。

野球でいえば練習なんかしなくていい、試合に勝てばいいんだから。そう言われているのと同じです。ですが練習はしなければ試合には勝てません。つまり試合に勝てる練習をしないといけないということです。『とにかく練習をすればいいというわけではない』ということなのです。

そう考えていった場合、あなたがやっている仕事や努力、行動は、果たして結果に結びつくものでしょうか?無駄なこと、余計なこと、あまり意味がないことをたくさん繰り返してはいないでしょうか?どんなに頑張って動いたとしても、的が外れていれば結果に結びつきません。

自分の行動を振り返り、結果に結びついた行動と結果とあまり関係ない行動を切り分けて、結果とあまり関係ない行動はなるべく控えるようにし、結果に結びついた行動をもっとしていく必要があります。

今後は、結果に結びつかない行動はしない

これからは、結果に結びついた行動をする

あるいは結果を出している先輩や上司の行動を見て、それを取り入れるという必要もあるでしょう。営業のノウハウや戦略などを学び、結果が出せる考え方や行動というものを学んでいくことも必要でしょう。

あなたがあなたなりに考えた行動は、必ずしも結果に結びつくものとは限りません。自分で考えるだけではなく、いろいろなノウハウや知見を取り入れることにしていきましょう!

営業マンが心がけたい今すぐできる3つの行動 まとめ

営業マンが心がけたい3つの行動をご紹介してみました。

  1. 小さな約束事をできるだけ早く果たす
  2. お客主体で提案を考える
  3. 結果が出せる行動を行う

この3点が今回紹介したポイントです。

あなたの今までの行動や営業活動を振り返っていかがでしょうか?この3点についてパーフェクト達成できていると言えるでしょうか?簡単なことのようですが、これは非常に難しいことですし、とても大切なことだと思います。

この3点を極めていなければ、あなたが人並み以上の成績を出すことはできないでしょう。もう一度自分の行動を振り返り、自分のやり方を見直してより良い考え方や行動方法を取り入れるようにしていきましょう。

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