営業が上達するには?営業が楽しいという感覚を覚える

2019年3月2日

毎日の営業活動が辛く厳しいと感じている人も多いと思います。事実、私も最初の頃は営業が本当に嫌で嫌でたまりませんでした。ですが今は営業経験が20年以上もあり、営業というものに全く抵抗を感じることはなくなりました。

営業が上達するには、やはり営業が楽しいと思える感覚を覚える必要があると思います。辛く厳しいだけのものは、なかなか上達するのは難しいと思います。ですので、この『営業が楽しい』と思える感覚を、できるだけ早く覚えることが大切だと考えます。

営業が楽しいと思えるワケ

営業が楽しいと思えるためには、やはり自分の中での営業という仕事の解釈やモチベーションを根本から変えていく必要があります。逆に言えば、なぜ営業が楽しくないのでしょうか?あなたが営業を志した以上は、多くの人とコミュニケーションを図り、自分なりの活動で、多くの人を動かし、そして自分の成果に結びつけたいと少しは考えていたはずです。

今、営業が楽しくないと言うのであれば、その気持ちがすっかりと薄れ、営業に対して前向きになれていないはずです。ですからまずはしっかりと初心に帰る必要があります。

とは言え、初心に帰るだけでは営業が楽しいとはなかなか思えないでしょうから、営業を楽しいと思うためのいくつかの考え方をお教えしたいと思います。

自分の世界が広がっている感覚を覚える

自分が営業活動をすることで、自分の世界がどんどん広がっているという感覚を覚えましょう。あなたが訪問するたび、あるいは電話営業をかけるたびに、新しい世界がどんどん広がっているはずです。今まで出会えなかった人に出会え、今まで知らなかったものを提案することができているはずです。

そしてあなたのネットワークがみるみるうちに広がり、会社や仕事のため、お客のためではだけではなく、自分のためにどんどんと世界が広がっていることを気づくべきです。こんなに素晴らしい広がりのある仕事は、営業以外にはあまりないと思います。自分の世界が広げられるというのはとても素晴らしいことです。

この感覚をしっかりと理解しておきましょう。

自分の提案が相手を動かす感動を覚える

自分が考えた戦略やいろいろなストーリーをついに相手が受け入れてくれた時の感動を忘れないようにしましょう。そして、それが営業の醍醐味ややりがいにつながっていることを体感的に理解することが大切です。自分の提案次第で、相手の反応が良くも悪くもなるこの面白さを理解しておきましょう。

どうすればもっと相手がこちらの思惑通りに動くのか、そのためには自分が何をしなければいけないのか、何を提案し、どのようにストーリー立てて相手に説明しなければいけないのか。そういった戦略を考えることで、相手を動かすことができた時の感動を、自分の中に成功体験として身につけておく必要があります。

自分にしかできない仕事だということを知る

あなたの会社であなたの扱う商品やサービスを営業することは、誰にでもできることだと思います。ですが、あなたがあなたとしてお客に接し、そしてあなたとしてそのサービスや商品やサービスを提案することは、あなたにしか絶対にできないことなのです。お客は商品やサービスを購入しているだけではなく、あなたを信頼しているということになるわけです。つまりあなたが営業するということは、あなたにしかできないなのです

あなたを必要とするお客がたくさんいれば、あなたはもっともっとやりがいを感じることができるでしょう。あなたにしかできない仕事だということを認識して、自分の仕事に誇りを持つことができれば、もっともっと積極的に動くことができるようになるのです。

営業を好きになれば、好きこそものの上手なれになる

営業が上達するには、やはり営業という仕事が好きにならなければなりません。そのためには戦略的にものを考えたり、数々の成功体験を身につけて、自分の中でこの営業という仕事が好きだと言う感覚を身につけなければいけません。

『好きこそものの上手なれ』とはよく言いますが、やはり好きになった方が上達も早いですし、商談が成功する確率も必然的に上がっていくことでしょう。ですからいろいろな営業のコツをつかみ、心の底から営業が好きだなと思う感覚を、できるだけ早く身につける必要があります。

営業がすこし楽しくなったらこっちのもの

営業が楽しくなったらもうこっちのものです。断られることも怖くなくなりますし、訪問することや電話営業することも苦じゃなくなります。仮に断られたとしても、それは自分を否定されたのではなく、商品やサービスがあまり理解できなかったか、いまは必要でなかったかのどちらかであり、また別の機会に折を見て提案したり、紹介すればいいだけのことだと割り切ることができます。

そうなってくれば、どんどん前に進むことができ、どんどん成果が生み出せるようになってきます。つらかった、大変だったと思うあの営業が、なんだが少し楽しくなってくるのです。そうすればまた前に進むことができ、それが次の成果を生むことができます。

この好循環に入れればもうこっちのものです。あなたはどんどんスキルや経験を積み、そして成果を出し、そしてそれが評価され、それがやりがいにつながり、またどんどん営業活動を積み重ねることができます。少し楽しくなったら、もうこっちのものです。

営業が上達するには?営業が楽しいという感覚を覚える まとめ

営業が苦手だ、営業が厳しい、大変だと思っている方には、営業が楽しいと思う感覚は最初は理解が難しいことだと思います。ですがあなたもちょっとしたコツや考え方を変えて、ひたむきに努力することにより、いつか営業が楽しいと思えるはずです。

事実、私も最初のころは営業は本当に楽しいとは思えませんでした。辞めたくて辞めたくて、毎日毎日辛くて、泣きたいくらい苦しかったのを覚えています。ですが今では営業という仕事が面白くて仕方がありません。

自分が考えた提案や戦略が思い通りにはまった時の快感やいろいろなお客から感謝されたり、必要とされたりするこの感覚は、むしろ病みつきになるものです。ですから営業が楽しいですし、もっともっといろいろなお客と接して、自分をもっともっと成長させたいと考えています。

きっとあなたもこのような感覚になれるはずです。このサイトには他にもいろいろな営業のコツや考え方、戦略、心得などが書いてあります。気になる記事を探してみて、ぜひ参考にしてみてください。

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営業マスター

営業歴25年の僕は、年収1000万以上を達成しています。でも、営業からの転職をオススメします!営業マンがAIやネットに勝つなんて到底無理です。IT系の別の職種か、せめてIT企業の営業マンになって、営業以外のスキルを身につけよう!

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